H25年5月28日に平成25年度第1回院内感染対策研修会を開催しました。
なるべく多くの職員に参加していただけるように同じ内容で2回行い、計175名の職員が参加しました。
研修では、ICD(Infection Control Doctor)の谷尾仁志医師(総合診療科部長)から「感染対策の基礎知識」として、病原菌の名称、抗菌薬の使用などについて講義を受けました。
まずは戦う相手を知ろうと、病原菌の名称を学習しました。大腸菌、黄色ブドウ球菌など頭の中を様々な細菌の名称が飛び交いました。
抗菌薬についての講義では、ぺニシリン、セフェム系、アミノグリコシド系、抗MRSA薬など、抗菌薬の種類や歴史、効果、耐性菌の発生などについて説明していただきました。
最後に風邪の定義と抗菌薬の処方について講義があり、なぜ風邪に抗菌薬を処方されてしまうのか?について医療者の立場、患者の立場から解説していただきました。抗菌薬の使用により耐性菌を生み出すリスクがあることや、風邪の原因の7割はウィルス疾患であり、抗菌薬は風邪の治療に効果がないということを学習しました。
今回の研修で受講者は感染対策の知識を習得することができたと思います。
会場の様子
講義の様子
多くの職員が参加しました。
講師の谷尾仁志先生
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