2017年3月14日火曜日

第17回市民ふれあい講座を開催しました。

外来の診察待ちをされている患者さんを対象に、市民病院スタッフが医療関連情報を提供する「市民ふれあい講座」の第17回が開催されました。

今回のテーマは、「足を大切に」。講師は当院の皮膚排泄ケア認定看護師の八木さんが務めました。

「皆さんは、趣味や好きな事は何ですか?」との問いかけから講座はスタートしました。

ガーデニング、温泉に行くこと、グランドゴルフ、お食事会など、これら趣味を楽しむうえで「足」は、とても大切な働きをしています。「足」が健康であってこそ生きる活力を支え生甲斐を見出す事ができていると講師は続けました。

「足のことを考えた事ってありますか?」講師は、再び問いかけました。

言われてみれば、日頃とてもお世話になっている「足」ですが、普段それほど気にしていないのかもしれません。会場の皆さんも大きく頷いていました。

なんと人間は生涯を通じて、約1億8000トンの体重を足にかけており、平均で17.7万km(地球を約4周する距離)も歩いているとのこと。「足」は、こんなに頑張ってくれているのです。

頑張っている「足」にもっと関心を持つこと、足のケア(フットケア)をすることで、アンチエイジング、介護予防、寝たきり予防、冷え性改善など、色々とメリットがあるようです。

そして、フットケアの中でも足の爪のケアを行うことが、基本。高齢者の転倒原因の一番が足の爪にあるという統計データも出ているそうです。講演では、爪のケアの仕方として、「巻き爪」「深爪」などにならない上手な切り方の説明がありました。

何事も足元からとはよく言いますが、縁の下の力持ちである「足」を、感謝の気持ちでケアしてあげましよう。

「市民ふれあい講座」は、毎月2回、火曜日に開催します。
次回は、3月21日(火)の午前10時頃からの開催となります。ご来院の際には、ぜひご参加ください。

今後のスケジュールはこちらをご覧ください。











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