2017年7月11日火曜日

第1回市民ふれあい講座を開催しました。

今年も外来の診察待ちをされている患者さんを対象に、市民病院スタッフが医療関連情報を提供する「市民ふれあい講座」が開催されました。

平成29年度の第1回となる今回のテーマは、「ころばん塾」。講師は当院医療安全管理室の落合看護師長、認定看護師の藪崎主任看護師が務めました。

高齢者になれば筋力が衰え、姿勢も変わってきて、どうしても転びやすくなってしまうものです。今回はそんな皆さんが「転ばん」ように、どういったことに気を付ければいいのか、どんな人が転んでけがをしてしまうのか、こんな運動をしたら良いというものを紹介しました。

転ばないために気を付けてもらいたいことは「ぬ・か・づけ」です。
はじめに「ぬ」は、濡れている所です。まだ梅雨明けしていないこの時期は、濡れている場所はたくさんあります。特にタイルの上など気を付けてください。
次に「か」は、階段・段差がある所です。やはり筋力が衰えてくると少しの段差でも躓いてしまうことが多くなります。
最後に「づけ」は、片づけてない部屋です。高齢者に限らずですが、家の中は近くに物を置いておきたい気持ちもあり片付かない事ありますね。でもよく歩く場所だけでも片づけをしておかないと何かに躓いて大けがという事も珍しくありません。例えば布団に躓いてしまい骨折ということもあるんです。

看護師二人による実演を織り交ぜながら気を付けたいこと「ぬかづけ」説明をした後、簡単にできるちょいトレを聴講された皆さんと行いました。
足の指を動かす運動は指でぐーちょきぱーを行ったり、椅子につかまってゆる~いひざ曲げや、座ったままでもできる伸びからハト胸など無理なくみんなで楽しく行いました。

参加された皆さんは軽々とちょいトレをこなしていていました。
楽しい人生を送るためにもちょいトレをして元気に過ごしましょう。

「市民ふれあい講座」は7月から毎月2回、火曜日に開催します。
次回は7月18日(火)10時頃から「食中毒を予防しよう」を開催します。
来院された際は、ぜひお立ち寄りください!



今後のスケジュールはこちらをご覧ください。







「転倒予防のコツ伝授」講座資料
監修:武藤芳照


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