2015年9月15日火曜日

第7回市民ふれあい講座を開催しました。

外来の診察待ちをされている患者さんを対象に、市民病院スタッフが医療関連情報を提供する「市民ふれあい講座」の第7回が開催されました。

今回のテーマは、「肝臓病と食事について」。講師は当院の栄養指導室長・管理栄養士の池田さんが務めました。

講師の池田さんが、ある市民の方から、「糖尿病や高血圧の食事のお話は聞くことはあるけれど、肝臓と食事のことはあまり聞く機会がないですね」と言われたそうです。そのリクエストにお答えする意味で、今回、肝臓をいたわるお食事についての講座を思いついたとのこと。

講演では、肝臓の働き、肝炎について、肝臓病の食事、適切なエネルギー、バランスのとれた食事、食生活で気をつけたいことなどについて説明がありました。

一般に肝臓に良い食事は、高カロリー・高タンパク・低脂肪の食事と言われますが、最近では、一人ひとりに必要な栄養素を考えた食事を継続することの方を重視しているとのことです。つまり、必要なエネルギー(熱量)が確保され、十分なタンパク質やビタミン類の含まれた食事が基本とのことです。

9月に入り急に秋を感じる陽気になってきました。「食欲の秋」と言われるとおり、食べ物が美味しい季節です。つい、食べすぎ飲みすぎてしまいがちですが、今回の講座を教訓に、バランスのとれた食事を実践していきたいと感じました。

「市民ふれあい講座」は、毎月2回~3回、火曜日に開催します。
次回は、10月13日(火)の午前10時頃からの開催となります。ご来院の際には、ぜひご参加ください。

今後のスケジュールはこちらをご覧ください。












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