2016年11月15日火曜日

第10回市民ふれあい講座を開催しました。

外来の診察待ちをされている患者さんを対象に、市民病院スタッフが医療関連情報を提供する「市民ふれあい講座」の第10回が開催されました。

今回のテーマは、「どうすれば座れるの?」。講師は当院の斎藤副主任理学療法士が務めました。

座る姿勢にもいろいろな目的があります。目的とする動作がスムーズにできるためには、どんな座位姿勢がいいのでしょうか。講師は、まずは正しい座り方が基本とのことで、座ったときの横から、正面から、上からの図を示しながらポイントの説明を行いました。そして、会場の皆さんの座り方のチェックしながら、普段、気が付いていない、座り方の癖を少し修正できるようにアドバイスをして回りました。

次に座ってからの立ち上がりについての解説がありました。基本の座っている位置から、そのまま立ち上がることは、意外と難しいようです。
そのため、足を少し、手前に引いてから立ち上がる動作や状態を前に倒しながら、立ち上がる、車椅子の場合は、肘置きを引くようにようにすれば、スムーズに立ち上がることが出来るとのこと。

普段、中々姿勢に気を付けて座ったり、立ったりすることは、ないかもしれませんが、正しい座り方から立ち上がる動作を少し意識しながら実践することで、負担が軽減するようです。

「市民ふれあい講座」は、毎月2回、火曜日に開催します。
次回は、12月13日(火)の午前10時頃からの開催となります。ご来院の際には、ぜひご参加ください。








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