2017年10月12日木曜日

第7回市民ふれあい講座を開催しました。

外来の診察待ちをされている患者さんを対象に、市民病院スタッフが医療関連情報を提供する「市民ふれあい講座」の第7回目10月10日に開催しました。

今回のテーマは、「子どもの事故予防」です。講師は当院の小児救急看護認定看護師の松本浩美看護師が務めました。

はじめに、子どもの年齢別死因を見ると、ほとんどの年齢で「不慮の事故」が上位に入ります。講義ではまず、子どもが年齢ごとにどういった行動が取れるようになり、どういったことに注意するべきなのか説明しました。特に0歳児は誤飲等による窒息が多く、気を付ける必要があります。

次に、子どもの視野を体験できる「チャイルドビジョン」を使用して、受講者に子どもの視野の狭さを体感してもらいました。大人が上下120°左右150°視野があるとされているのに対し、子どもの視野は上下70°左右90°しかないと言われています。

最後に、事故防止は子どもの目線になって、危ないもの、手の届くものを観察し、予防することが大事と呼びかけました。

「市民ふれあい講座」は7月から毎月2回、火曜日に開催しています。
次回は10月17日(火)10時頃から「血管の病気の検査と治療」を開催します。
来院された際は、ぜひお立ち寄りください!

今後のスケジュールはこちらをご覧ください。




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