2019年3月12日火曜日

第17回市民ふれあい講座「がんと抗がん薬のお話」を開催しました。

外来の診察待ちをされている患者さんを対象に、市民病院スタッフが医療関連情報を提供する「市民ふれあい講座」の第17回目を3月12日に開催しました。
今回のテーマは、「がんと抗がん薬のお話」です。講師は当院のがん化学療法看護認定看護師の大石看護師長が務めました。


1981年以降日本人の死因第1位である「がん」は、今や国民の2人に1人が罹患するといわれており、そのうち4人に1人は、20代~50代の働き盛りであるとのことです。

そのような状況の中、家族や知り合いなどの身近な方など、がんに罹り治療を続けていると言った話は、よく耳にされるかと思います。

がん治療の1つに抗がん剤治療があります。抗がん剤と聞くと以前は入院して点滴、副作用が辛いといったイメージがありましたが、治療方法が確立され、副作用である吐き気止めの進歩などから、通院で可能な治療が増えてきています。


講座では、患者さんやご家族の方から寄せられた、がんにまつわる様々な質問とその答えを紹介する「Q&A」形式の講義が行われました。(下にスライド写真を掲載しています。)

当院は、今回講師を務めたがん化学療法看護認定看護師をはじめ、緩和ケア認定看護師、医師、薬剤師、心理士、栄養士、ソーシャルワーカーが総力を結集して、がん治療をサポートしています。がんになるととても不安になりますが、一人で悩まず、当院の医療スタッフに相談してください。







「市民ふれあい講座」は、毎月2回、火曜日に開催します。
次回は、3月19日(火)の午前10時頃からの開催となります。ご来院の際には、ぜひご参加ください。




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