2019年10月9日水曜日

令和元年度第3回緩和ケアチーム勉強会『アニマルセラピーについて』を開催しました。

10/4(金)、日本アニマルセラピー協会浜松支部のセラピスト萩原裕二先生と掛川のセラピスト藤澤美奈先生、静岡のセラピスト松永祐子先生をお招きし、第3回緩和ケアチーム勉強会『アニマルセラピーについて』を行いました。
昨年度、アニマルセラピーの勉強会を開催したところ大変好評で、職員からのリクエストが多かったことから、今年度も開催することとなりました。
今回は、『アニマルセラピーを受ける患者の疑似体験する』ことをテーマに、前半はアニマルセラピーの紹介とセラピー犬によるデモンストレーションが行われ、後半は実際に参加者がベッドに横になったり、車椅子に座って患者の気持ちでセラピー犬たちとふれあう体験をしました。


人は犬と触れ合うことで愛情ホルモン『オキシトシン』の分泌が増えるという研究報告があります。オキシトシンは、「絆ホルモン」「しあわせ物質」とも呼ばれており、血中濃度が上がると、気持ちが安定し、心身がリラックスして痛みが軽減し、コミュニケーションが円滑になるそうです。
最近では、アニマルセラピーを、うつ病や認知症の改善、がん治療などで活用する動きも出てきています。静岡県立こども病院ではゴールデンレトリバーのヨギが病院に常勤し病棟内で患者・家族と交流しています。

後半のセラピー犬とのふれあいタイムでは、参加した40名を超える職員すべてが幸福感を感じ、笑顔で充実した時間を過ごすことができました。参加者はみなアニマルセラピーの人間を癒す力を十分に感じられたと思います。



シーズー犬の楽ちゃんとメロンちゃん、柴犬の卑弥呼ちゃん、エアデールテリアのジャック君、ゴールデンレトリバーのサラちゃん、バセットハウンドの心(し)温(のん)ちゃん、とても良いお仕事ぶりでした。ありがとう。





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