2019年10月15日火曜日

第7回市民ふれあい講座 「防ごうインフルエンザ」を 開催しました。

外来の診察待ちをされている患者さんを対象に、市民病院スタッフが医療関連情報を提供する「市民ふれあい講座」の第7回目を10月15日に開催しました。


今回のテーマは、「防ごうインフルエンザ」です。講師は感染管理認定看護師の松田看護師長が務めました。


インフルエンザは、毎年12月頃から患者さんが出始めて、1~3月に流行します。

症状は、ふつうの風邪と比べて、咳や鼻水の呼吸器症状に先行して発熱や頭痛、倦怠感などの全身症状が急激に現れるのが特徴ですが、人によっては特徴的な全身症状の出現がない場合もあるとのこと。

一般的に3~7日で軽快することがほとんどですが、高齢者や基礎体力のない方、疾患をもっている方などは重症化や合併症をおこしやすく、場合によっては命を落とすこともあるので、注意が必要です。

そこで、罹らないようにするための、予防策(手洗い、うがい、ワクチン接種)が重要となります。

手洗い・うがいは、接触・飛沫感染を防ぐ方法として有効です。下図の様に20秒以上かけて流水で洗い流せば、除菌効果が高くなります。


手洗いには、アルコール製剤を使用したものもあります。30秒以上かけてすり込んだ時に菌が1/3000になるそうです。お薦めは20秒以上かけることとのこと。


うがいは、口腔内を軽くすすいだ後に15秒ガラガラをして吐き出すを2回すると良いようです。ワクチン接種は、発症する可能性を減らして、重篤化を防ぐことが目的です。ワクチンを接種してもインフルエンザに罹ることがありますが、重症化を防ぐことができるとのことです。

皆さん是非、手洗い、うがい、ワクチン接種で、インフルエンザを予防しましょう。

「市民ふれあい講座」は7月から毎月2回、火曜日に開催しています。
次回は11月12日(火)10時頃から「糖尿病予防キャンペーン」を開催します。来院された際は、ぜひお立ち寄りください!

今後のスケジュールはこちらをご覧ください。

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