2013年10月10日木曜日

平成25年度特別講演会「救われた命 その後」を開催しました

10月9日(水)、市内在住の小林博子さんを講師に平成25年度特別講演会「救われた命 その後」を開催しました。


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講師の小林さんは、平成19年に交通事故に遭われ当院救急センターに搬送されました。入院生活を経て、現在は市内でご家族と暮らす傍ら、障害者・難病患者やそのご家族の暮らしをサポートするボランティア団体「静岡県中部難病ケア市民ネットワーク(SCID-NET)」のメンバーとして、地域の福祉の向上に取り組んでいらっしゃる方です。

会場は満員となりました
今回の講演会は、小林さんから当院の服部隆一事業管理者宛にいただいたメールがきっかけでした。メールは、ご自身の体験について、当院での救命処置、入院、在宅生活に至るまでの心情の変化などを恩返しのつもりで、患者の立場から医療関係者に直接話をする機会を設けてほしいという内容でした。その後、服部事業管理者が小林さんと直接面談して御意向をうかがい、当院での講演会の開催となりました。


講師の小林博子さん
当日は、当時救急救命処置を担当した医師をはじめ当院職員のほか、将来医療に携わることになる看護学生や、在宅支援に携わる福祉関係者、島田市地域医療を支援する会の会員、市民の方など約140人が講演を聴講しました。普段、講演会という形で患者さんのお話を聴く機会は少なく、医療関係者にとっては患者さんとの関わり方を見つめ直す貴重な講演会となりました。

SCID-NETの紹介

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