2019年9月17日火曜日

第5回市民ふれあい講座「バランスの良い食事とは」を開催しました。

外来の診察待ちをされている患者さんを対象に、市民病院スタッフが医療関連情報を提供する「市民ふれあい講座」の第5回目を9月17日に開催しました。

今回のテーマは、「バランスの良い食事とは」です。講師は栄養指導室の杉本管理栄養士が務めました。


肥満と生活習慣病を伴うメタボということば一般的に浸透してきたことばになりますが、ロコモ、サルコペニア、フレイルなどの筋肉の減少から起きる身体のおとろえを示す言葉も最近聞かれるようになってきました。

どの言葉も適正な食事と運動がされないと進行していく病態であるとのこと、今回は栄養士の立場から、肥満及びロコモを改善する基本的な以下の4項目について話がありました。

1.体格を知ろう。
2.必要な摂取エネルギー量を求めよう。
3.食品分類と適量。
4.減塩のすすめ

1.体格を知ろう。

体格指数(BMI)
指輪っかテスト

2.必要な摂取エネルギー量を求めよう。



摂取エネルギー量
摂取エネルギー量の目安

3.食品分類と適量。

主菜の量
副菜の量
果物類
乳製品類
油脂類

4.減塩のすすめ

適切な塩分量

摂取塩分を減らす工夫
食事は、ある1つの食品を摂取すると体に良いというようなことはないとのこと。どの食品も偏らず適量摂るようにしていただければ、肥満及びロコモの改善に繋がるそうです。
また、疾患をお持ちの方は、ご自身に合っているかについて医療従事者に確認するようにしましょう。


「市民ふれあい講座」は7月から毎月2回、火曜日に開催しています。
次回は10月8日(火)10時頃から「明日からできる傷の手当て~みんなの皮膚を守ろう~」を開催します。来院された際は、ぜひお立ち寄りください!

今後のスケジュールはこちらをご覧ください。

9月21(土)・22日(日)について、来院の皆様へのお願い

9月21日(土)・22日(日)にベットの入れ替え作業を行うため、整形外来側出入り口が終日利用できません。
当日は、時間外(守衛室側)出入口をご利用くださいますようお願いします。

病院事業管理者

2019年9月10日火曜日

第4回市民ふれあい講座「あなたを守る乳がん検診」を開催しました。

外来の診察待ちをされている患者さんを対象に、市民病院スタッフが医療関連情報を提供する「市民ふれあい講座」の第4回が開催されました。


今回のテーマは「あなたを守る乳がん検診」。講師は当院の廣澤副主任診療放射線技師が務めました。
日本人女性の30歳から64歳の死亡原因のトップは、乳がんです。
また、罹患率を見ると、11人に1人が乳がんになるとのこと、他人事とは言えない数字です。

更に、細かく見ると、乳がんは30代から増加しはじめ 、40代後半から50代前半にピークを迎えるという統計データもあります。このため、若いうちから乳がんに関心を持つことが必要だそうです。


これは、予防方法がなく、初期症状がほぼないことから、定期的に検診を受診して、早期発見をすることのみが、唯一の自分を守る方法であることからです。(乳がん初期であれば、10年生存率は90%以上)


乳がん検診には、視触診、超音波検査、マンモグラフィーがあります。マンモグラフィーは、40歳~74歳を対象とした検診で、死亡率を減少させる効果が証明されていますが、質の高い健診でも10~15%の割合で異常を写し出すことが難しい場合があります。日頃の自己検診と定期的な乳がん検診の併用が効果的とのこと。
講演では、更に自己診断へのやり方や模型を使ったしこりの体験が行われました。他人事とは、思わないで、ぜひ乳がん検診を受けてください。


お知らせ:10月20日(日)に「ジャパン・マンモグラフィーサンデー2019」を実施します。
「ピンクリボンフェスティバル(日本対がん協会ほか主催)」のシンボルマーク
平日は仕事で検査を受けにいけない方、日曜日でないと子どもを預かってもらえない方など、ぜひ、この機会にマンモグラフィー検査を受けましょう!(申込先:当院健診センター、電話:0547-35-1601、申込期間:9/24~10/2、受付時間:15:00~16:30)


「市民ふれあい講座」は、毎月2回、火曜日に開催します。
次回は、9月17日(火)の午前10時頃からの開催となります。ご来院の際には、ぜひご参加ください。

2019年9月6日金曜日

島田市長、副市長による現場視察がありました。

8月30日(金)に島田市長と副市長による現場視察がありました。
今回は、北工区の鉄骨工事を中心に、工区ごとに異なる現場の様子について、質疑応答を交えながら入念な確認が行われました。








病院職員を対象に現場見学会を開催しました。

7月11日(木)、25日(木)、29日(月)に病院に勤務する医師、看護師、技師などの職員を対象に現場見学会を開催しました。
普段立ち入ることができない工事現場の中で、そのスケール感や目の前のタワークレーンの迫力に驚きの声が上がっていました。
新病院が作られていく過程を知ることで、病院スタッフ一人ひとりの新病院への期待感が高まってくれたら嬉しいです。
※作業終了後の見学ですので、ヘルメットは着用していません。