外来の診察待ちをされている患者さんを対象に、市民病院スタッフが医療関連情報を提供する「市民ふれあい講座」の第5回目を9月17日に開催しました。
今回のテーマは、「バランスの良い食事とは」です。講師は栄養指導室の杉本管理栄養士が務めました。
肥満と生活習慣病を伴うメタボということば一般的に浸透してきたことばになりますが、ロコモ、サルコペニア、フレイルなどの筋肉の減少から起きる身体のおとろえを示す言葉も最近聞かれるようになってきました。
どの言葉も適正な食事と運動がされないと進行していく病態であるとのこと、今回は栄養士の立場から、肥満及びロコモを改善する基本的な以下の4項目について話がありました。
1.体格を知ろう。
2.必要な摂取エネルギー量を求めよう。
3.食品分類と適量。
4.減塩のすすめ
1.体格を知ろう。
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体格指数(BMI) |
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指輪っかテスト |
2.必要な摂取エネルギー量を求めよう。
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摂取エネルギー量 |
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摂取エネルギー量の目安 |
3.食品分類と適量。
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主菜の量 |
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副菜の量 |
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果物類 |
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乳製品類 |
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油脂類 |
4.減塩のすすめ
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適切な塩分量 |
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摂取塩分を減らす工夫 |
食事は、ある1つの食品を摂取すると体に良いというようなことはないとのこと。どの食品も偏らず適量摂るようにしていただければ、肥満及びロコモの改善に繋がるそうです。
また、疾患をお持ちの方は、ご自身に合っているかについて医療従事者に確認するようにしましょう。
「市民ふれあい講座」は7月から毎月2回、火曜日に開催しています。
次回は10月8日(火)10時頃から「明日からできる傷の手当て~みんなの皮膚を守ろう~」を開催します。来院された際は、ぜひお立ち寄りください!
今後のスケジュールは
こちらをご覧ください。
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