2019年10月23日水曜日

「マンモグラフィ検診施設画像認定」の認定期間が更新されました。


日本乳がん検診精度管理中央機構施設・画像評価委員会が書類審査・画像評価・線量評価から施設評価を行い、評価基準を満たす施設と認定され、『マンモグラフィ検診施設画像認定』が更新されました。
今後も毎日の精度管理、撮影技術向上により検診精度を高め、より質の高いマンモグラフィ検診の実現に努めて参ります。

~日本乳がん検診精度管理中央機構 Webより引用~
マンモグラフィ検診および診療には、良いマンモグラムを確保することが重要です。撮影装置が仕様基準にあっていても、その使い方や現像条件によって、実は思いがけない画質であることも珍しくありません。平成12年4月1日から「癌予防重点健康教育及び癌検診実施のための指針」の一部が改正され、50才以上の乳癌検診には原則として乳房エックス線検査が導入されました。その後、平成16年3月に乳がん検診は、マンモグラフィを基本とし、対象年齢が40歳以上となりました。さらに乳房エックス線写真撮影の実施機関は日本医学放射線学会の定める仕様基準を満たした装置を有することが定められています。

2019年10月18日金曜日

糖尿病患者会「蓮台」でフラワー教室を行いました。

10月18日(金)に糖尿病患者会「蓮台」で『フラワー教室』と題して、リース作りを行いました。
蓮台は、糖尿病を持つ患者さんと関係する医療者が、楽しい時間を共にしコミュニケーションを図ることで、治療に対しての不安解消やポジティブな気持ちになることを目的としています。
はじめに代表の当院薬剤師から挨拶と講師の紹介を行いました。
今回のフラワー教室は藤枝市にあるお花屋さん「Hanako」のフラワーデザイナー「近江なほみさん」を講師に招き、作り方やおしゃれに見せるポイントを教えてもらいながら作りました。
はじめは集中して配置を考えていた患者さんも、だんだんと笑い声も聞こえてきて、出来上がる頃にはお互いの作品を見せ合い、たくさんの笑顔が見られる素敵な会となりました。




 
 


新病院工事現場の仮囲いにウォールアートが設置されました。

新病院建設現場の仮囲いにウォールアートが展示されました。
この作品は市民の皆様に親しみをもっていただく現場を目指して、㈱竹中工務店が島田工業高校美術部に依頼して制作されたものです。

10月16日(水)には、制作に携わった生徒さんたちが現場を訪れ、部長の鈴野さんから北本現場所長に「自分たちの作品が少しでも病院を訪れる方々の目を楽しませてくれることができればうれしいです。」と作品に込めた想いが伝えられました。
帯祭りや蓬莱橋など島田市をイメージする原画を作成し、それぞれがアイディアを出し合い組み合わせることでおもしろい構図が出来たとのことです。

作品は、新病院が完成する令和2年12月まで展示する予定です。
華やかで素敵な作品です、お近くを通られる際は、是非ご覧ください。





2019年10月15日火曜日

第7回市民ふれあい講座 「防ごうインフルエンザ」を 開催しました。

外来の診察待ちをされている患者さんを対象に、市民病院スタッフが医療関連情報を提供する「市民ふれあい講座」の第7回目を10月15日に開催しました。


今回のテーマは、「防ごうインフルエンザ」です。講師は感染管理認定看護師の松田看護師長が務めました。


インフルエンザは、毎年12月頃から患者さんが出始めて、1~3月に流行します。

症状は、ふつうの風邪と比べて、咳や鼻水の呼吸器症状に先行して発熱や頭痛、倦怠感などの全身症状が急激に現れるのが特徴ですが、人によっては特徴的な全身症状の出現がない場合もあるとのこと。

一般的に3~7日で軽快することがほとんどですが、高齢者や基礎体力のない方、疾患をもっている方などは重症化や合併症をおこしやすく、場合によっては命を落とすこともあるので、注意が必要です。

そこで、罹らないようにするための、予防策(手洗い、うがい、ワクチン接種)が重要となります。

手洗い・うがいは、接触・飛沫感染を防ぐ方法として有効です。下図の様に20秒以上かけて流水で洗い流せば、除菌効果が高くなります。


手洗いには、アルコール製剤を使用したものもあります。30秒以上かけてすり込んだ時に菌が1/3000になるそうです。お薦めは20秒以上かけることとのこと。


うがいは、口腔内を軽くすすいだ後に15秒ガラガラをして吐き出すを2回すると良いようです。ワクチン接種は、発症する可能性を減らして、重篤化を防ぐことが目的です。ワクチンを接種してもインフルエンザに罹ることがありますが、重症化を防ぐことができるとのことです。

皆さん是非、手洗い、うがい、ワクチン接種で、インフルエンザを予防しましょう。

「市民ふれあい講座」は7月から毎月2回、火曜日に開催しています。
次回は11月12日(火)10時頃から「糖尿病予防キャンペーン」を開催します。来院された際は、ぜひお立ち寄りください!

今後のスケジュールはこちらをご覧ください。

2019年10月9日水曜日

令和元年度第3回緩和ケアチーム勉強会『アニマルセラピーについて』を開催しました。

10/4(金)、日本アニマルセラピー協会浜松支部のセラピスト萩原裕二先生と掛川のセラピスト藤澤美奈先生、静岡のセラピスト松永祐子先生をお招きし、第3回緩和ケアチーム勉強会『アニマルセラピーについて』を行いました。
昨年度、アニマルセラピーの勉強会を開催したところ大変好評で、職員からのリクエストが多かったことから、今年度も開催することとなりました。
今回は、『アニマルセラピーを受ける患者の疑似体験する』ことをテーマに、前半はアニマルセラピーの紹介とセラピー犬によるデモンストレーションが行われ、後半は実際に参加者がベッドに横になったり、車椅子に座って患者の気持ちでセラピー犬たちとふれあう体験をしました。


人は犬と触れ合うことで愛情ホルモン『オキシトシン』の分泌が増えるという研究報告があります。オキシトシンは、「絆ホルモン」「しあわせ物質」とも呼ばれており、血中濃度が上がると、気持ちが安定し、心身がリラックスして痛みが軽減し、コミュニケーションが円滑になるそうです。
最近では、アニマルセラピーを、うつ病や認知症の改善、がん治療などで活用する動きも出てきています。静岡県立こども病院ではゴールデンレトリバーのヨギが病院に常勤し病棟内で患者・家族と交流しています。

後半のセラピー犬とのふれあいタイムでは、参加した40名を超える職員すべてが幸福感を感じ、笑顔で充実した時間を過ごすことができました。参加者はみなアニマルセラピーの人間を癒す力を十分に感じられたと思います。



シーズー犬の楽ちゃんとメロンちゃん、柴犬の卑弥呼ちゃん、エアデールテリアのジャック君、ゴールデンレトリバーのサラちゃん、バセットハウンドの心(し)温(のん)ちゃん、とても良いお仕事ぶりでした。ありがとう。





2019年10月8日火曜日

第5回市民ふれあい講座 「明日からできる傷の手当て~みんなの皮膚を守ろう~」を 開催しました。

外来の診察待ちをされている患者さんを対象に、市民病院スタッフが医療関連情報を提供する「市民ふれあい講座」の第6回目を10月8日に開催しました。


今回のテーマは、「明日からできる傷の手当て~みんなの皮膚を守ろう~」です。講師は皮膚排泄ケア認定看護師の山本主任看護師が務めました。


日常生活中の転倒、柱やテーブルにぶつけたなど、傷が出来て皮膚が裂けると、とても痛いですよね。皮膚が裂けやすい部位・年齢・性別をみると、

1位:右腕、2位左腕、3位右足、4位左足
年齢:80歳前後
性別:男性62.2%、女性37.8%

高齢になると皮膚が弱くなるとのこと、しかし、女性は、男性に比べて明らかに皮膚が裂けにくいようです。これは、女性の方がスキンケアをしているからと講師からの解説がありました。また、傷をわるくする要因は、以下のとおりです。
1.感染
2.異物や死んだ組織がある
3.血の流れがわるい
4.乾燥
5.むくみやはれ
6.極端な圧迫や摩擦
7.酸素の低下
8.固まった血が分解できない
9.消毒薬

それでは、傷が発生したときにどう対処したら良いでしょうか。


汚染がひどい時は、更に石鹸で洗い流します。


そして、最後に日頃のスキンケアの大切さの話がありました。



「市民ふれあい講座」は7月から毎月2回、火曜日に開催しています。
次回は10月15日(火)10時頃から「防ごうインフルエンザ」を開催します。来院された際は、ぜひお立ち寄りください!

今後のスケジュールはこちらをご覧ください。