今回のテーマは、「防ごうインフルエンザ」です。講師は感染管理認定看護師の松田看護師長が務めました。
症状は、ふつうの風邪と比べて、咳や鼻水の呼吸器症状に先行して発熱や頭痛、倦怠感などの全身症状が急激に現れるのが特徴ですが、人によっては特徴的な全身症状の出現がない場合もあるとのこと。
一般的に3~7日で軽快することがほとんどですが、高齢者や基礎体力のない方、疾患をもっている方などは重症化や合併症をおこしやすく、場合によっては命を落とすこともあるので、注意が必要です。
そこで、罹らないようにするための、予防策(手洗い、うがい、ワクチン接種)が重要となります。
手洗い・うがいは、接触・飛沫感染を防ぐ方法として有効です。下図の様に20秒以上かけて流水で洗い流せば、除菌効果が高くなります。
手洗いには、アルコール製剤を使用したものもあります。30秒以上かけてすり込んだ時に菌が1/3000になるそうです。お薦めは20秒以上かけることとのこと。
うがいは、口腔内を軽くすすいだ後に15秒ガラガラをして吐き出すを2回すると良いようです。ワクチン接種は、発症する可能性を減らして、重篤化を防ぐことが目的です。ワクチンを接種してもインフルエンザに罹ることがありますが、重症化を防ぐことができるとのことです。
皆さん是非、手洗い、うがい、ワクチン接種で、インフルエンザを予防しましょう。
「市民ふれあい講座」は7月から毎月2回、火曜日に開催しています。
次回は11月12日(火)10時頃から「糖尿病予防キャンペーン」を開催します。来院された際は、ぜひお立ち寄りください!
今後のスケジュールはこちらをご覧ください。
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