2018年12月20日木曜日

当院に極真サンタが来てくれました。

極真会館大石道場の子供たちがサンタに扮して、入院患者さん一人ひとりにクリスマスカードをプレゼントしてくれました。
これは患者さんが少しでも元気になるように、との思いを込めて毎年クリスマスの時期に訪問してくれています。
「メリークリスマス!早く元気になってね!」と声を掛けられると「頑張るよ!」と嬉しそうに声を返される患者さんや「一緒に写真を撮らせてほしい」と感激された患者さんもいました。
また、職員へもクリスマスカードを配っていただき、職場にも笑顔が溢れました。
大石道場の皆さん、本当にありがとうございました。


 





2018年12月19日水曜日

第12回市民ふれあい講座「インフルエンザ~流行状況から感染対策~」を開催しました。

外来の診察待ちをされている患者さんを対象に、市民病院スタッフが医療関連情報を提供する「市民ふれあい講座」の第9回目を11月13日に開催しました。
今回のテーマは、「インフルエンザ~流行状況から感染対策~」です。
講師は当院の感染制御認定臨床微生物検査技師の栗田臨床検査係長が務めました。


12月の中旬になり、寒くなってきましたが、当院ではまだ、インフルエンザの罹患者が検出されていないとのこと。
例年よりも暖かく湿度が高い日が続いたことがインフルエンザ流行の遅れの要因として考えられるようですが、いずれにしても、インフルエンザは必ず流行期があるので、感染予防・対策は必要です。


講座では、インフルエンザウイルスの種類である「インフルエンザA型、B型、C型」の特徴の説明がありました。インフルエンザの型によって、流行の間隔や感染力に違いがあるとのことです。


次にインフルエンザの予防の1つ、ワクチンについての説明がありました。2018~2019年のワクチンには、A型の2株、B型の2株が用いられているそうで、流行株と一致した場合に70%の予防効果が期待できるとのこと。ワクチンの効果は100%ではありませんが、重症化や合併症を防止する目的の効果は十分ですので、ワクチン接種を推奨します。


また、インフルエンザは、飛沫感染等の接触感染によって感染しますが、この場合の感染対策として、手洗いとマスクの着用をお願いしました。


その他、インフルエンザ治療薬や検出の方法についての説明がありました。


会場の皆さんも、メモを取られたり、熱心にご聴講いただいている様子でした。
「市民ふれあい講座」は7月から毎月2回、火曜日に開催しています。
次回は1月15日(火)10時頃から「廃用性障害の患者ケア」を開催します。
来院された際は、ぜひお立ち寄りください!

今後のスケジュールはこちらをご覧ください。

2018年12月17日月曜日

病棟に押し花を飾っていただきました。

 押し花サロン「芙蓉学院金谷教室(代表:片岡 恵さん)」の皆さんが、12月13日(木)に各階のエレベーターホールや病棟デイホールなどに自作の押し花を飾ってくださいました。花束や風景、来年の干支の猪などの作品で、どれも見事な出来栄えです。
 押し花サロンの皆さんは、入院中の患者さんに少しでも安らぎを与えられたらとの思いで、平成23年度から毎年作品を入れ替えてくださっています。
 また、1階外来の展示コーナーにも市内で活動している他のグループの方と交代で作品を飾っていただいております。是非ご覧ください。







2018年12月11日火曜日

第4回緩和ケア研修会を開催しました

平成30年12月1日(土)、2日(日)の2日間、第4回市立島田市民病院緩和ケア研修会を開催し、院内、院外から医師、看護師、薬剤師合わせて19名が参加しました。
この研修会は、厚生労働省の開催指針に沿った内容で、緩和ケアに関する基本的な知識を講義やワークショップを通して学びました。
今回は、講師として院内の医師に加え、静岡県立総合病院から矢崎敏之先生、藤枝市立総合病院から吉野吾朗先生・福島一成先生、焼津市立総合病院から小平誠先生、磐田市立総合病院から中澤秀雄先生をお迎えし、充実した研修会となりました。






第11回市民ふれあい講座「必ずしてもらいたい!急変時の対応」を開催しました。

外来の診察待ちをされている患者さんを対象に、市民病院スタッフが医療関連情報を提供する「市民ふれあい講座」の第11回目を12月11日に開催しました。
今回のテーマは、「必ずしてもらいたい!急変時の対応」です。講師は当院の救急看護認定看護師の湯沢看護師が務めました。

今回は、急変時に救急車が到着するまでの間に皆さんに対応いただきたいことについてです。
1) 総務省消防庁:平成28年版救急・救助の現況
 上グラフをご覧ください。グラフは心停止となってから電気ショックまでの時間と救命率を示したものです。電気ショックが1分遅れるごとに救命率は10%ずつ低下します。いかに初期対応が重要かがわかると思います。救急車が現場に到着するまでの時間は、場所によって違いますが、この時間の対応が生死を分けることに繋がると講師から説明がありました。


心停止患者の生存退院率は、残念ながら約2%と低い数値ですが、目撃者がいて、AED(自動体外式除細動器)が適応できれば16%まで上昇するそうです。


そこで、皆さんに対応してもらいたいことは、上図の①~⑤です。①「反応の確認」、②「通報」、③「呼吸の確認」をして、呼吸が無い場合は、躊躇せずに④「胸骨圧迫」、⑤「AED」を実施してほしいと講師は呼びかけました。

④胸骨圧迫
⑤AED
AED使用時の注意点
「胸骨圧迫」と「AED」の手順は、上図のとおりです。講師は、実際に、トレーニング用マネキンを使って実演しながらわかり易く解説しました。




会場の皆さんも講座終わりに替わる替わるにマネキンを使って、胸骨圧迫を体験していただきました。短い時間でしたが模擬体験することで、急変時に対応する心構えに繋がっていただければ、ありがたいです。

「市民ふれあい講座」は7月から毎月2回、火曜日に開催しています。
次回は12月18日(火)10時頃から「インフルエンザ~流行状況から感染対策~」を開催します。
来院された際は、ぜひお立ち寄りください!






2018年12月5日水曜日

12月4日に『おいしいお茶の淹れ方教室』を開催しました。

12月4日(火)に糖尿病患者会「蓮台」主催の『おいしいお茶の淹れ方教室』を開催しました。糖尿病患者会では、これまでも年2回程度研修会を開催してきていますが、今回は、初めての試みとして、JA大井川と協力して研修会を行いました。



このアイデアは、小学生を対象に行ってきた『お茶の淹れ方教室』を糖尿病の患者さんも時には、おいしいお茶と菓子でリラックスして欲しいとの想いで企画したとのこと。



JA大井川のお茶指導員から「お茶の淹れ方」レクチャーがあり、「やぶきた」「さえみどり」「つゆひかり」の3種類のお茶を飲み比べました。



お茶菓子は、Locco(ロッコ)「静岡県藤枝市前島1-4-8」の低糖質チーズケーキ、シャトレーゼの低糖質どら焼き、金谷みかんなどを味わいました。聞かれなければ、低糖質とは判らない満足感がありました。



お茶の淹れ方のポイントは、70℃に冷ましたお湯で60秒蒸らすことで、うま味成分の「テアニン」がお湯に溶け出すとのこと。



レクチャー通りに淹れると、飲みなれた「やぶきた」茶も、いつもより香とうま味が立っていました。「さえみどり」は、鮮やかな緑とスッキリとした味わい。「つゆひかり」は、シェーカーを使って冷茶仕立て、冷茶ながら濃厚なうま味が感じられました。



患者さんは、食前と食後の血糖値の変化から自分の体の特徴を確認するため、血糖値を測定します。



最後に当院の糖尿病・内分泌内科の大石主任医長から、糖質をずっと制限して我慢するよりは、たまにはお茶とお菓子でリラックスすることも体に良いですよとの話がありました。



JA大井川の皆様、おいしいお茶の提供、ありがとうございました。





病院クリスマスふれあいコンサートを開催しました。

平成30年12月4日(火)午後7時から待合ホールにおいて、病院クリスマスふれあいコンサートを開催しました。このコンサートは、病気や怪我と闘っている入院患者さんにリラックスできる時間をすごしていただき、少しでも早く元気になっていただきたいとの思いから、年2回(七夕とクリスマス)開催しています。


今回は、「マッキー・キムラ」さんのマジックと歌声カフェ「コスモス」皆さんによる演奏です。

前半のマジックが始まりました。「マッキー・キムラ」さんは、現在、ばらの丘1丁目の町内会長を務めており、マジックは定年退職後から始めて10年になるとのこと、敬老会、小学校などにボランティアで月平均6~7回も手造りのマジックショーを開催しているそうです。




モットーは、「楽しく、華やか」とのこと、次から次に色とりどりのマジックが披露され、横からみても全く、タネも仕掛けも判りません。お見事の一言に尽きます。


後半の部です。歌声カフェ「コスモス」の皆様は、福祉会館「あけぼの」を拠点として活動している歌のグループで、2ケ月に1回程度、デイサービスセンター等を訪問し、ボランティアでの演奏を行っています。モットーは、歌声喫茶のような雰囲気で『気ままに楽しく歌おう』とのこと。


皆さん、ギターやハーモニカ、ベース、ウクレレ等の様々な楽器を持ち寄って演奏していただきました。曲目は、どこか懐かしく、口ずさんでしまう選曲で「一人の手」「紅葉」「公園の手品師」「いい湯だな」「ジングルベル」「二人でお酒を」「見上げてごらん夜の星を」「故郷」を演奏、会場の皆さんも一緒に歌っていただきました。


素晴らしいマジックと楽しい演奏、ありがとうございました。