2017年8月21日月曜日

静岡県内の中高校生を対象とした「こころざし育成セミナー」を開催しました。

 医学部進学を志す中高校生に実際に医療現場を体験してもらう「こころざし育成セミナー」を8月17日(木)に当院で開催し、中学生4名、高校生11名の15名が参加しました。
 このセミナーは、将来県内の医療を支える人材を育成するために静岡県が主催し、県内の病院で開催する事業です。
 当院では若手医師との交流や医療行為の模擬体験、院内見学を行いました。
 若手医師との交流では、「医師になるまでにどういったことを学ぶべきか」など積極的に質問していました。
 模擬体験では、当院スタッフがシュミレーターや実際のエコーを使って行いました。
 このセミナーを通して参加者が医療に興味を持ち、医学の道を志す学生が増えることを期待しています。





   




2017年8月17日木曜日

第4回市民ふれあい講座を開催しました。

外来の診察待ちをされている患者さんを対象に、市民病院スタッフが医療関連情報を提供する「市民ふれあい講座」の第4回目を8月15日に開催しました。
今回のテーマは、「介護保険について」です。講師は当院地域医療サービスセンターの医療ソーシャルワーカーである山西一史が務めました。
 
介護保険の仕組みから、どういった方が対象となるのか、また、どういった利用方法があるのか丁寧に説明しました。
全国的に高齢者が増加し、介護・医療の必要性がより一層高まっている中、受けられる介護サービスも多様化してきています。
聴講者からも老人ホームの費用やサービスの内容について質問があり、介護保険に対する興味の高さを感じました。

当院の「地域医療サービスセンター」では、介護サービスの事の他、病気によって生じる不安や、いろいろな問題に対して相談員が相談をお受けし、関係部署と連携して対応しています。
詳しくはこちらをご覧ください。


「市民ふれあい講座」は7月から毎月2回、火曜日に開催しています。
次回は9月14日(火)10時頃から「リンパ浮腫について」を開催します。
来院された際は、ぜひお立ち寄りください!
今後のスケジュールはこちらをご覧ください。




2017年8月16日水曜日

完成に向け奮闘中!~新病院模型づくり協働プロジェクト中間報告~

 4月から、島田工業高校、内藤建築事務所、市民病院の3者協働で取組んでいる「新病院模型づくり協働プロジェクト」。今回は、その後の進捗状況を報告します。
 8月10日(木)。内藤建築事務所と共に島田工業高校を訪問し、模型づくりの進捗確認と生徒さんからの作成上の相談を受けてきました。
 さて、気になる模型づくりの進み具合ですが、建物部分は全8階のうち屋上部分までがほぼ形になりつつあり、これから仕上げに入る段階まで進んでいました。本体完成後は、外構部分を作成していくとのことです。
 作成には建築科有志の生徒さん10名が参加されており、夏休みも返上して、これまでに約140時間をかけてきたとのことでした。
 病院の建物は他の建物に比べて圧倒的に窓が多いため、これまでの模型づくりで行ってきた外壁(1枚の木材)に窓枠を開ける作り方ではなく、窓(アクリル板)に外壁(木材)を貼り付けていくという方法を取ることとしたため非常に手間がかかっています。
 生徒さんに話を聞くと、「はじめのころは完成が全く想像できなかったので、絶望的な気持ちでした。最近は建物が形になってきたのですごく面白いです!」と、作成序盤の苦しかった本音が聞こえてきました。
 年度末の完成は大丈夫か?と心配していた時期もありましたが、苦しさの中から楽しみを見つけ出した生徒さんたちの予想を遥かに超える追い上げのおかげで、現在は、11月の学校の文化祭で披露する事を目標にしていると、頼もしい返事もいただけました。
 披露できることになれば、皆さんもぜひ足を運んでみてください。
 


 




 

2017年8月10日木曜日

第3回市民ふれあい講座を開催しました。

 外来の診察待ちをされている患者さんを対象に、市民病院スタッフが医療関連情報を提供する「市民ふれあい講座」の第3回目を8月8日に開催しました。

今回のテーマは、「糖尿病について」です。講師は当院の糖尿病看護認定看護師の三村芙美江看護師が務めました。

現在の日本・静岡県の平均寿命・健康寿命について紹介し、健康寿命を長く元気に過ごすためのひとつとして、なってしまう方が多い糖尿病について講義を行いました。

糖尿病とはそもそもどういった病気なのかという説明から始まり、現在糖尿病患者数が伸びている事、ひどくなるとどういった合併症になってしまうのか、どういったことが予防に繋がるのかを説明しました。

その中で特殊な糖尿病として紹介されたのが、「ペットボトル症候群」です。冬になる方もいますが、暑さが厳しいこの時期には、清涼飲料水などが飲む機会が増え、”取り過ぎて”起こる急性の糖尿病です。
手軽に手に入るペットボトル飲料は脱水症や熱中症予防に効果的な反面、糖分も多く含まれているため、”取り過ぎ”には注意して下さいと呼びかけました。

講義が終わり質問の時間を設けたところ、複数の方から質問をいただき、皆さんの「糖尿病」に関する興味の高さを実感しました。


「市民ふれあい講座」は7月から毎月2回、火曜日に開催しています。
次回は8月15日(火)10時頃から「介護保険について」を開催します。
来院された際は、ぜひお立ち寄りください!

今後のスケジュールはこちらをご覧ください。






2017年8月9日水曜日

回復期リハビリ病棟で灯篭作りを行いました。

患者さんのリハビリ目的と、心身のリフレッシュ、季節感を味わって頂く為に回復期リハビリ病棟では、月に一度イベントを開催しています。
8月は、夏到来!ということで、「提灯を作ってお祭り気分を味わおう」と題し提灯作りを企画しました。
提灯作りの作業工程にはリハビリ要素がいっぱいあります。
描く、貼るなどの作業を通じて手指の機能の維持向上を図り、柄や色を考えながら作ることで想像力や思考力を高めます。
作品を作り、飾る事で入院生活の活性化をするねらいがあり、何より、皆と話し笑顔を共有することは、患者さんのパワーになります。
参加者は、素敵なオリジナル提灯を作り、笑顔あふれる時間を過ごしました。
今後も患者の皆さんが前向きにリハビリに取組んでいただき、元の生活に近づけるように工夫し、努力していきます。







2017年8月4日金曜日

島田市立看護専門学校のオープンキャンパスに参加しました。

8月4日(午前・午後の部)~5日(午前の部)に開催されている、島田市立看護専門学校のオープンキャンパスで当院の説明を行いました。
オープンキャンパスは予約制で各部約80名が参加しています。高校生から一般の看護職希望者が参加しており、体験学習や現役学生との交流興味深く回っていました。
当院のブースに立ち寄った参加者の皆さんとは、制度の説明や当院看護部の紹介から、新病院のこと、看護師という仕事のやりがいまでいろいろな話をしました。
学校見学では聞けない現役看護師との話で、将来の自分の姿が少しでも想像出来たのなら嬉しいです。
5日の午前中もブースを出しているので、参加予約されている方はぜひお立ち寄りください。

当院には看護師の修学資金貸与制度があります。
どこの看護学校に行かれていても、当院に就職したいという方なら受けられる制度なので、興味のある方はご覧ください。 
修学資金貸与制度についてはこちら↓

 

島田高校1年生が職場見学に来ました。

8月3日(木)に島田高校1年生が職場見学に来ました。
この職場見学は2年前から島田高校からの依頼で始まったもので、今後の進路を考え始める1年生の夏休みを利用して、進路選択の幅を広げることを目的としています。
医療職に興味のある15名の学生を対象に当院の臨床検査室・診療放射線室・薬局を見学しました。
一般的に目にされやすい医師や看護師とは違い、普段ではなかなか見ることのできない裏側や、仕事のやりがいを肌で感じてもらえる貴重な見学会となりました。
今回見学に来た学生の中から、将来当院で活躍する学生が出てきてくれることを楽しみにしています。

当院では現在、見学対象となった臨床検査技師・薬剤師のほか、理学療法士・言語聴覚士の募集を行っています。
【臨床検査技師・理学療法士・言語聴覚士】募集に関するページはこちらから↓

【薬剤師】募集に関するページはこちらから↓














2017年8月1日火曜日

日本内科学会認定 JMECC(内科救急・ICLS講習会)を開催しました。

7月22日(土)に日本内科学会認定 JMECC(内科救急・ICLS講習会)を開催しました。
JMECC(Japanese Medical Emergency Care Course)とは、日本内科学会認定内科救急・ICLS講習会のことで、日本救急医学会策定の「ICLS」を基礎とし、心停止時のみならず、緊急を要する急病患者への対応を加えたプログラムです。
志太榛原地区では6回目となるこの講習会では、志太榛原地区から計4名の医師が受講生として参加し、当院の呼吸器内科専門医である岩嶋医師をディレクターとし、計4名のスタッフで講習会を実施しました。
参加した医師は、突然の心肺停止および心肺停止後の患者の対応について、シミュレーターなどを使用する実技を通して1日間の講習を受け、4名の受講生全員がJMECC講習会を修了しました。
当院で開催された過去4回の講習会において、院内医師計21名が修了しています。
市立島田市民病院は、JMECCの開催を通じ、救急医療従事者のスキルアップによる内科急病患者への対応強化を図り、救急医療の充実に努めて参ります。