8月10日(木)。内藤建築事務所と共に島田工業高校を訪問し、模型づくりの進捗確認と生徒さんからの作成上の相談を受けてきました。
さて、気になる模型づくりの進み具合ですが、建物部分は全8階のうち屋上部分までがほぼ形になりつつあり、これから仕上げに入る段階まで進んでいました。本体完成後は、外構部分を作成していくとのことです。
作成には建築科有志の生徒さん10名が参加されており、夏休みも返上して、これまでに約140時間をかけてきたとのことでした。
病院の建物は他の建物に比べて圧倒的に窓が多いため、これまでの模型づくりで行ってきた外壁(1枚の木材)に窓枠を開ける作り方ではなく、窓(アクリル板)に外壁(木材)を貼り付けていくという方法を取ることとしたため非常に手間がかかっています。
生徒さんに話を聞くと、「はじめのころは完成が全く想像できなかったので、絶望的な気持ちでした。最近は建物が形になってきたのですごく面白いです!」と、作成序盤の苦しかった本音が聞こえてきました。
年度末の完成は大丈夫か?と心配していた時期もありましたが、苦しさの中から楽しみを見つけ出した生徒さんたちの予想を遥かに超える追い上げのおかげで、現在は、11月の学校の文化祭で披露する事を目標にしていると、頼もしい返事もいただけました。
披露できることになれば、皆さんもぜひ足を運んでみてください。
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