2018年7月31日火曜日

高校生1日ナース体験を行いました。

7月27日(金)に高校生40名を迎えて「平成30年度高校生1日ナース体験」を実施しました。
これは、将来を担う高校生が看護に理解と関心を寄せ、一人でも多くの生徒が看護職への進路を選択されることを期待し、静岡県看護協会が主催して実施しています。

当院では、午前中は5~6人のグループに分かれ、手術室・救急外来・分娩室・透析室などの院内施設を見学しました。救急外来では救急搬送後の救急車がいたため、車内も見学させてもらいました。
午後は3~4人のグループで、入院中の患者さんの協力を得て足浴・手浴などの看護体験を行いました。緊張していた高校生も、少しずつ慣れてくると患者さんと積極的にコミュニケ―ションを取り、普段とは違う新鮮さに喜んでくれる患者さんもいました。
最後に現役看護師と座談会を行いました。緊張もほぐれ、各テーブルでいろいろな話をしていましたが、キラキラとした表情で話していたのが印象的でした。
この体験が少しでも将来の自分を描くきっかけになれば嬉しいです。














2018年7月30日月曜日

第2回しまだ看護つなぎ隊を開催しました。

 7月25日(水)13:30~第2回「しまだ看護つなぎ隊」を開催しました。
 第2回目の今回は健康維持と介護現場における看護職の役割に主な焦点をあてて開催しました。
 はじめに当院で実施している「ランバゴ体操(腰痛対策体操)」と、市で普及を呼びかけている「しまトレ」を実践し、また、はじめは痛そうに歩行していた高齢者が「しまトレ」3か月実践後、スムーズに歩行をした事例なども紹介されました。
 次に研修として介護保険と福祉制度について、市包括ケア課職員より座学を行いました。
 最後に施設の役割と看護師の仕事題し、各種施設における看護師の仕事を各施設から紹介をしていただきました。同じ職種でも、働く施設が違えば役割や仕事内容も多岐に渡ることがわかりました。当院の看護師も受講しましたが、広い目で看護職の仕事を知る貴重な機会になったと思います。
 また今後はよりお互いの仕事を知って、看護職同士が繋がる為、各種施設の見学実習なども行っていきます。
 今後の開催については決まり次第情報を発信していきます。(★第1回開催の様子はこちら★
 島田で働く看護職ならどなたでも参加できますので、市内の看護職の方は次回是非ご参加ください。
 






2018年7月17日火曜日

第2回市民ふれあい講座「ころばん塾」を開催しました。

今年も外来の診察待ちをされている患者さんを対象に、市民病院スタッフが医療関連情報を提供する「市民ふれあい講座」が開催されました。

平成30年度の第2回となる今回のテーマは、「ころばん塾」。講師は当院脳卒中リハビリテーション看護認定看護師の藪崎看護師が務めました。

「ちょっとした段差に足をとられて転んでしまう。」というようなこと、皆さんには経験ありますでしょうか。年齢を重ねるにつれ、筋力が衰え、姿勢も変わってきて、どうしても転びやすくなってしまうものです。今回は、「転ばない体を作る体操」についてを会場の皆さんと一緒に体験しました。

「転ばない体を作る体操」は、ちょっとした空き時間に出来る「ちょいトレ」(監修:武藤芳照先生)(下記の写真参照)です。

ちょいトレ1:足指グッパ
ちょいトレ2:ゆるゆるひざ曲げ
ちょいトレ3:のびからハト胸
ちょいトレ4:足ぶらバランス
その他:つま先あげ体操

講師曰く「気持ちい良いくらい」がベストとのこと、

参加された皆さんは、講師の指導のもとに楽しそうに体操をしていました。

暑い日が続いていますが、涼しい場所で「ちょいトレ」をして元気に過ごしましょう。

「市民ふれあい講座」は7月から毎月2回、火曜日に開催します。
次回は8月14日(火)10時頃から「ラッタッタ体操」を開催します。
来院された際は、ぜひお立ち寄りください!











「転倒予防のコツ伝授」講座資料
監修:武藤芳照

2018年7月12日木曜日

七夕コンサートを開催しました。

平成30年7月6日(金)午後7時から待合ホールにおいて、七夕コンサートを開催しました。
このコンサートは、病気や怪我と闘っている入院患者さんに音楽等を通じてリラックスできる時間をすごしていただき、少しでも早く元気になっていただきたいとの思いから、年2回(七夕とクリスマス)開催しています。今回は薬剤部が準備や当日の進行を行いました。
会場は七夕かざりが飾られ、司会者は仕事で着ている白衣から浴衣姿に着替え、いつもの玄関ホールが七夕コンサートの雰囲気に変わりました。

はじめに演奏いただいたのは、「静岡歌うボランティア WATABOSE(わたぼうず)」さんです。男性2人女性1名で演奏いただきました。
”歌うたいのバラッド”や、映画どらえもんの主題歌にもなった”ひまわりの約束”などテレビ等でも耳にすることが多い選曲で患者さんも聴き入っていました。すごくかっこよく、熱が伝わってくる演奏でした。



次に演奏いただいた「うたごえドレミ」さんです。女性6名で演奏いただきました。
「うたごえドレミ」さんは会場の皆さんには聞いてもらうのではなく、一緒に歌いましょうと声をかけて会場を巻き込んで演奏してくれました。はじめはなかなか声が聞こえてきませんでしたが、アンコールでは会場が一つになり大合唱でした。



会場にいた患者さんも歌声に癒され、また元気をもらったことと思います。出演いただいた皆さん素敵な演奏をありがとうございました。


2018年7月10日火曜日

第1回市民ふれあい講座「食中毒について」を開催しました。

外来の診察待ちをされている患者さんを対象に、市民病院スタッフが医療関連情報を提供する「市民ふれあい講座」の第1回目を7月10日に開催しました。


今年は例年より少し早く梅雨が空け、予報では、この先1週間は、体にこたえる暑さが続くとのこと、熱中症・食中毒に十分注意し体調を崩さないよう、お気をつけください。

今回のテーマは、「食中毒について」です。講師は当院の野村感染管理認定看護師が務めました。
6月から8月は細菌による食中毒が増加します。「サルモネラ菌」や「O-157」などは良く耳にしますが、あまり聞いたことがない「ウエルシュ菌」にも注意が必要です「ウエルシュ菌」は、カレー、シチュー、スープ、麺つゆなどのように、食べる日の前日に大量に加熱調理され、大きな器のまま室温で放冷されていた事例が多く見られるとのこと。今の時期は、カレーを作り置き・食べ残しを一晩置くなどする場合、タッパ等に移し替え、冷蔵保存することが必要と説明がありました。

次に食中毒にならないための3つのポイント「菌を付けない」、「菌を増やさない」、「菌をやっつける」を紹介しました。
菌を付けないためには、調理器具や手をしっかり洗ってからきれいな状態で料理、食事をすること。
菌を増やさないためには、菌が活性化する高温に食物を置いておかないで、すぐに冷蔵庫等にしまって低温にすること。
菌をやっつけるためには、食物にはしっかりと熱を通すこと。75度で1分以上加熱することでほどんどの菌は死滅すると言われています。
最後にポイントの1つ「菌を付けない」の基本となる手の消毒の仕方をアルコール製剤を使って皆さんで実践しました。

ポイントを守って食中毒にならないように心がけましょう。


「市民ふれあい講座」は7月から毎月2回、火曜日に開催しています。
次回は7月17日(火)10時頃から「ころばん塾」を開催します。
来院された際は、ぜひお立ち寄りください!

今後のスケジュールはこちらをご覧ください。








リハビリテーション指導室による移乗動作の介助講習を行いました

今回は当院のリハビリテーション指導室の理学療法士の講師のもと、当院の看護師を対象とした移乗動作(ベッドから車椅子へ乗り移る動作)の介助講習を行いました。
介助には、全介助と一部介助があります。一部介助とは、生活に必要な動作を本人の力と介助者の力を少しだけ加えたサポートのこと。全介助とは、動作全てを全面的に介助を行うことをいいます。こうした患者さんの状態に応じた移乗動作について、講師から説明がありました。
基本は、患者さんの一つ一つの動作に対して、患者さんの体だけでなく自分の体にも負担がかからない事。コツを抑えて小さな力で行い、余力を残しておくことが大切です。無理をすると、患者さんの転倒・転落などのリスクに繋がります。
看護師は、普段から患者さんの介助を行うことが多いですが、専門家である理学療法士から実技を通して、技術のスキルアップを図りました。
当院はこれからも皆さんに安心して来院していただけるよう、努力していきます。








2018年7月9日月曜日

新病院建設「現場リポート重機紹介Vol.3」

これまで紹介した重機が、実際に杭工事を行っている状況を動画でご紹介します。
現在実施している工事は新病院の浄化槽棟ですが、新病院本体でも同様の杭工事が行われます。
なお、既存病院に近い位置で作業を行っているため、安全に十分注意して作業を行っています。

新病院建設「現場リポート 重機紹介 Vol.2」

今回紹介する重機は「アースオーガー」と呼ばれる、杭工事において最も重要な役割を担う重機です。
建物を支える杭を施工するために支持層まで地面を掘り進めます。
この現場では、深いところで支持層が現状地盤から約40m下にあります。
軟弱地盤対策としてとても重要な工事です。

動画は、地面を掘り進めている様子です。