2013年12月25日水曜日

平成25年度ボランティア総会を開催しました

1220日(金)に平成25年度のボランティア懇談会を開催し、ボランティア8名の方にご参加いただきました。
服部病院事業管理者と村田院長から日頃の活動に対するお礼と病院の現状報告等がありました。
地域のボランティアの方からは自己紹介と病院への要望等があげられました。また、栄養指導室長から病院食についての説明があり、全員で病院食を試食しました。
図書の貸し出し、雑巾の作成、裁縫作業、玄関での送迎補助、病棟での活動など大変感謝しております。ありがとうございます。

島田市民病院でボランティア活動をしてみませんか?
ボランティア活動の紹介ページもご覧ください。

2013年12月18日水曜日

院内感染対策研修会を開催しました

平成251217日に平成25年度第7回院内感染対策研修会を開催しました。
今回の研修は『アウトブレイクについて』というテーマで、計162名の職員が参加しました。

研修では、ICNInfection Control nurse)の野村(感染管理者)からアウトブレイクの定義、アウトブレイクを疑う状況についての説明から始まりました。
アウトブレイクの早期発見には、職員の健康管理が大切であり、体調不良時は「無理して働かない」文化を作ることが重要であることが確認できました。
アウトブレイク発生時の有効な対策は、標準予防策を徹底し感染経路を遮断する方法をとることが大切であり、平成24年度に当院で発生したインフルエンザのアウトブレイクを事例に具体的な状況、対策法の説明がありました。研修会後半はアウトブレイクのDVDを鑑賞しました。DVDでは、日常の感染対策を怠るとアウトブレイクが生じることが理解できたと思います。

今後も感染対策予防に努めていきます。

ICT(感染対策チーム)の活動紹介ページもご覧ください。

2013年12月13日金曜日

クリスマスふれあいコンサートを開催しました

 平成251210日(火)午後7時から、当院玄関前ホールを会場にクリスマスふれあいコンサートを開催しました。
 患者さんやそのご家族が、入院生活の中でリラックスするひとときを過ごしていただければ…という院内スタッフの想いを込めたコンサートです。

 今回は診療技術部が担当し、手作り感のある暖かな雰囲気の企画を考えました。
 当院の医師で芸達者な『あきと』は、ジャンベとアコースティックギターを駆使したソロ演奏でクリスマスの楽しい雰囲気を演出してくれました。
 医療スタッフ2名を含む女性4人のグループ『リッシュ クルル』は、クリスマスの曲を中心としたフルートとピアノを交えた演奏で、会場が和やかな雰囲気に包まれました。
 即興で行ったジャンベ&フルートのコラボは、楽しい手拍子で会場が大いに盛り上がり、みんなが元気を貰ったコンサートになりました。

 出演者の皆さま、素敵な演奏をホントにありがとうございました。
西アフリカの太鼓ジャンベの演奏
アコースティックギターのソロ演奏 
女性4人グループ「リッシュ クルル」
 
出演者にお礼の花束を贈呈

2013年12月10日火曜日

救急プレホスピタル研修会『外傷初期診療研修会』を開催しました

島田市民病院では、地域医療再生推進事業(静岡県補助金事業)として志太榛原圏域の医療従事者を対象に救急技術のスキルアップを図る目的で救急プレホスピタル研修会を開催しています。

 昨年度に続き、今年度も下記の日程(計4回)で救急プレホスピタル研修会『外傷初期診療研修会』を開催しました。

 この研修会では、高エネルギー外傷救急患者の受入時における、病院前救護(JPTEC)に続く救急処置室でのJATECに基づいた引継ぎ診療手順の習得を目的としています。いくつかのシナリオに沿ってJATECインストラクター(救急科 松岡医師)の指導を受けながらシミュレーションし、学習します。

ここで使用するトレーニング用マネキンは、呼吸・脈拍を再現することが出来、インストラクターがそれらをリモコン操作で変化させ、実際の現場さながらのシミュレーションが行えます。また、輪状甲状靱帯切開や胸腔ドレナージ等、救急処置のトレーニングも行え、エコー診断のためのトレーニング機器も使用しています。

<平成25年度『外傷初期診療研修会』開催実績>

開催日時
参加者
1128日(木)
18:3021:00
医師:2名 看護師:5名 救急救命士:2
124日(水)
18:3021:00
医師:2名 看護師:2名 救急救命士:5
125日(木)
18:3021:00
医師:2名 看護師:3名 救急救命士:3
129日(月)
18:3021:00
医師:3名 看護師:6

 





2013年12月9日月曜日

タオルを寄贈していただきました

12月2日にJA大井川女性部島田ブロック様からタオルを寄贈していただきました。
 JA大井川農協大津支所から当院の給食材料用に米穀を納品していただいており、JA大井川女性部島田ブロックから「何か市民病院のお役に立てることはないか」との相談を受け、タオルの寄贈をお願いしたのがきっかけで、毎年、寄贈していただいております。
 タオルは患者さんの看護に使用したり、病院ボランティアさんに裁縫していただきカバー等として使用したりしています。

 JA大井川女性部島田ブロックのみなさんの活動に大変感謝しております。ありがとうございました。

2013年11月29日金曜日

富士山静岡空港における新型インフルエンザ(H5N1)措置訓練を実施しました

 1128日(木)15時から当院の感染病棟にて、新型インフルエンザ(H5N1)の疑い患者受入れ及び検体採取について実動訓練を実施しました。
 想定として、新型インフルエンザ(H5N1)発生国から第3国を経由し、静岡空港に到着した疑い患者が発見されたケースで、清水検疫所を中心に、吉田榛原消防署、県環境衛生科学研究所、島田市民病院が協力して各機関との連携を確認しました。

 訓練では、ICDInfection Control Doctor谷尾医師やICNInfection Control Nurse)野村看護師長(感染管理者)が、疑い患者の受入れ・搬送、感染病棟への収容及び検体採取を行いました。防護服の着脱方法や検体採取後の輸送方法など、手順を見直す良い機会となりました。




院内感染対策研修会を開催しました

 平成251126日、平成25年度第6回院内感染対策研修会を開催しました。
 今回の研修は「感染性胃腸炎について」というテーマで計238名の職員が参加しました。
 
研修では、ICNInfection Control Nurse)の野村(感染管理管理者)から感染性胃腸炎の特徴、感染経路、感染予防対策についての講義がありました。
 その後、ICTInfection Control Team)で作成したDVDで吐物処理方法、排便の処理方法を学びました。DVDを見た感想や疑問に思う意見など活発に発言があり、感染対策の必要性、重要性を感じているように思いました。
 最後に吐物が、飛散する状況を専用ブラックライトで見て、2m以上飛ぶ散ることが理解できました。

 今回の学習を活かして感染性胃腸炎のアウトブレイクを防止していきたいと思います。


ブラックライトで飛散状況を確認

2013年11月26日火曜日

中学生の職場体験学習が行われました

 平成251120日~22日の3日間、島田第一中学校の生徒2人が当院で職場体験を行いました。
 2人はそれぞれ32病棟と52病棟で医療員と一緒にベッド周りの清掃や食事の配膳、患者さんの移送などを行い、初めての体験に緊張しつつも笑顔で頑張りました。
 初日に「看護師にはあまり興味ないです」と言っていた生徒も、最終日には「ぶっちゃけ、看護師ってすごい!って思った。チームワークもあるし、看護師になるのもいいかなって感じです。」とにこやかに話してくれました。
 この職場体験がこれからの自分たちの将来を考えるいいきっかけになることを期待しています。

患者さんの足浴

ナースステーションのシンク掃除

担当 看護部副部長 森山廣美

小児患者用の児童図書(絵本)を寄贈していただきました

 平成251122日、女性と子供を支援する活動を行う社会奉仕団体「国際ソロプチミスト島田」から児童図書(絵本)23点を寄贈していただきました。
 同団体は、実業界で活躍する女性、専門職に従事する女性の国際的なボランティア奉仕団体で、地域社会と女性と子供の生活向上を目的として活動されています。
 これまでも当院へは、訪問看護用の自動車や院内保育所のリトルプール、クリスマスプレゼントなどを寄贈していただいており、今年も地域社会への奉仕活動の一環として、入院中のお子さんに児童図書(絵本)を寄贈していただくことになりました。
 今年は、音の出る絵本など、見て聞いて楽しめる絵本も含まれています。
 当日は小児科病棟のプレイルームで服部病院事業管理者へ寄贈していただきました。
 病院を支える国際ソロプチミスト島田の活動に感謝いたします。ありがとうございました。

目録を受け取る服部事業管理者

寄贈された児童図書(絵本)


職業体験で新聞記者に随行してきた中学生も取材に参加しました

2013年11月25日月曜日

日本救急医学会専門医指定施設の認定の更新を受けました

 新たな認定期間は、2014(平成26)年11日から2016(平成28)年1231日までの3年間です。

 当院は、学会の定める次の条件を備えていることから,救急科専門医の育成にふさわしい病院として認定を受けています。
1.救急医療活動の実績を有していること。
2.救急医療に関する教育指導体制がとられていること。
3.救急医療に必要な診療機器等が整備されていること。

 これらの条件のほか、次の条件も満たしている場合に認定を受けることができます。
1.救急部門があること。
2.各種の救急患者を診療していること。
3.救急車で搬送される救急患者を充分数受け入れていること。
4.院外心肺停止(CPA)患者を充分数受け入れていること。
5.日本救急医学会専門医が 2 名以上常勤医として勤務していること。

6.専門医の修練に適した設備が完備されていること。

2013年11月8日金曜日

今年もミニ金谷健康まつりに参加してきました

113日の金谷文化産業祭にあわせて開催される健康まつりに参加してきました。検査コーナーでは当院の臨床検査技師11名とメーカーさんや金谷地区の保健委員の皆様に協力していただき、延べ約480人の入場者にヘモグロビン値測定、血糖値測定、血圧・脈波比による動脈硬化測定と、今回は新たに頸動脈エコー検査を加えて、スクリーニング検査を紹介してきました。
検査を体験された多くの方は問題ないデータでしたが、中には自覚症状がない高血糖の方や血圧・脈波比検査で足の血管が固いと疑われる方、頸動脈エコー検査では総頸動脈全体に肥厚を認める方や洞に厚さ2㎜のプラークを認める方もみえ、静かに忍び寄る病気の一端をみました。
検査の紹介を兼ねて、市民病院の検査技師という立場で地域の皆さんと交流を図ることも目的の一つだったのですが、皆さんとお話をさせていただくなかで、数名の方から「市民病院は紹介状がないと診てくれないでしょ!」と言われ、一部の診療科の患者制限が病院全体の患者制限と誤解されているように感じました。「そんなことないよ、制限しているのは医師数が少なくなった一部の科のみで、他の科では制限がないから、何か辛いところがあったら無理しないで来てくださいね。」と誤解を解くのに精一杯なコミュニケーションの場となってしまいました。今後は診療情報をお伝えする場合はもっとわかりやすく広報が必要と感じて帰ってきました。

検査コーナーの風景


(平成25116日 臨床検査室 曽根利久 記)

2013年10月28日月曜日

院内感染対策研修会を開催しました

平成251022日に平成25年度第5回院内感染対策研修会を開催しました。
今回の研修は「院内で注意する細菌微生物、消毒について」のテーマで192名の職員が参加しました。

研修では、栗田検査技師から感染対策に必要な微生物の知識の内容で、感染経路からみた主な微生物についての講義でした。感染経路別として接触感染では手洗い、飛沫感染ではマスク着用の大切さを再認識することができました。
その後、水野薬剤師から消毒薬の基礎知識の内容で、微生物に対する消毒剤抵抗の強さや有効性など説明がありました。これから流行が予想されるノロウイルスについては次亜塩素酸ナトリウムが有効であることや、次亜塩素酸ナトリウムの特徴として「脱色作用」「光や温度上昇で分解しやすい」などがあり、使用する際に注意すべき事項を確認できました。


改めて標準予防策の重要性が再確認でき、今後の感染対策予防に努めていきたいと思います。



2013年10月10日木曜日

平成25年度特別講演会「救われた命 その後」を開催しました

10月9日(水)、市内在住の小林博子さんを講師に平成25年度特別講演会「救われた命 その後」を開催しました。


クリックで拡大します
講師の小林さんは、平成19年に交通事故に遭われ当院救急センターに搬送されました。入院生活を経て、現在は市内でご家族と暮らす傍ら、障害者・難病患者やそのご家族の暮らしをサポートするボランティア団体「静岡県中部難病ケア市民ネットワーク(SCID-NET)」のメンバーとして、地域の福祉の向上に取り組んでいらっしゃる方です。

会場は満員となりました
今回の講演会は、小林さんから当院の服部隆一事業管理者宛にいただいたメールがきっかけでした。メールは、ご自身の体験について、当院での救命処置、入院、在宅生活に至るまでの心情の変化などを恩返しのつもりで、患者の立場から医療関係者に直接話をする機会を設けてほしいという内容でした。その後、服部事業管理者が小林さんと直接面談して御意向をうかがい、当院での講演会の開催となりました。


講師の小林博子さん
当日は、当時救急救命処置を担当した医師をはじめ当院職員のほか、将来医療に携わることになる看護学生や、在宅支援に携わる福祉関係者、島田市地域医療を支援する会の会員、市民の方など約140人が講演を聴講しました。普段、講演会という形で患者さんのお話を聴く機会は少なく、医療関係者にとっては患者さんとの関わり方を見つめ直す貴重な講演会となりました。

SCID-NETの紹介

2013年10月7日月曜日

看護師再就業者準備講習会が開催されました

昨年に引き続き「再就業者準備講習会」が10月2日~4日の3日間にかけて行われました。この講習会は、潜在看護師が再就職に向けて最近の看護の動向を知り、不安なく現場に復帰できることを目的としています。

今年の研修生は9名。それぞれ年齢もブランクの長さも違い、緊張と不安の中で参加されました。
けれども実際に採血の実習に入ると「昔を思い出して自然に体が動いていた」「思ったより上手にできた」など笑顔も見られ自信につながったようでした。


この講習会を機会にまた現場に復帰でき、同じ仲間として働けることを期待しています。
医療機器(輸液ポンプなど)の操作実習


救急蘇生法の実習


2013年10月2日水曜日

第4回院内感染対策研修会を開催しました

平成25924日に平成25年度第4回院内感染対策研修会を開催しました。
 今回の研修は「尿道留置カテーテル管理」のテーマで84名の職員が参加しました。

研修では、ICNInfection Control Nurse)の野村看護師長(感染管理管理者)から尿道留置カテーテル管理の現状報告がありました。
その後、株式会社メディコンからフォーリーカテーテルについての講義を受けました。
少し難しいCDCガイドラインの説明から始まり、尿道留置カテーテルの適正使用について必要な期間で十分アセスメントする事が求められること、挿入手順の適切な手技を確認することができました。
中盤になり、親水性コーティングについて実物を触ってすべりの良さを体感する実験を参加者全員が行いました。
最後にトラブルの代表例としてバルーン破裂、水漏れ、抜水困難について、少し気をつけることで回避できる対応方法の講義を受けて終了しました。

尿道留置カテーテル管理の再確認ができ、今後の感染対策予防に努めていきたいと思います。

当院の感染対策チームの紹介ページもご覧ください。

2013年10月1日火曜日

血液内科など4科に常勤医師が赴任します

本日10月1日から血液内科に石橋孝文医師(血液専門医)、外科に篠原潤医師(救急科専門医)、形成外科に三倉文子医師(形成外科専門医)、総合診療科に今井亮医師が赴任します。

血液内科は昨年9月から常勤医師が不在で兼任医師と非常勤医師が診療を担当してまいりました。石橋医師の診察は、毎週水曜日と木曜日に行われます。初めて受診される場合は紹介状と初診予約が必要となります。ご不便をおかけしますが御理解いただきますようお願いします。


常勤医師の赴任に伴い、当院Webサイトの血液内科、外科、形成外科、総合診療科の医師紹介のページを更新していますので、併せてご覧ください。

●当院Webサイト




2013年9月19日木曜日

島田市立島田図書館に「地域医療を考える月間キャンペーン」コーナーが設置されました

「地域医療を考える月間キャンペーン」の一環として、当院との連携により島田市立島田図書館に医療関係の図書やパンフレット等を集めたコーナーが設けられました。図書館にお出かけの際は、ぜひご覧ください。



「マンモグラフィ検診施設画像認定施設」となりました

この度、健診センターのマンモグラフィ部門が、マンモグラフィ検診精度管理中央委員会施設画像評価委員会より、老健第65号の定める検診精度管理の線量・画質基準を満たすマンモグラフィ(乳房エックス線写真)検診施設として認定されました。
これを機に今後更に品質管理を徹底し、精度の高いマンモグラフィ検診の実現に努めて参ります。



マンモグラフィ検診精度管理中央委員会 Webより

 マンモグラフィ検診および診療には、良いマンモグラムを確保することが重要です。 撮影装置が仕様基準にあっていても、その使い方や現像条件によって、実は思いがけない画質であることも珍しくありません。
 平成124月1日から「癌予防重点健康教育及び癌検診実施のための指針」の一部が改正され、50才以上の乳癌検診には原則として乳房エックス線検査が導入されることとなりました。さらに乳房エックス線写真撮影の実施機関は日本医学放射線学会の定める仕様基準を満たした装置を有することが定められています。