2013年11月8日金曜日

今年もミニ金谷健康まつりに参加してきました

113日の金谷文化産業祭にあわせて開催される健康まつりに参加してきました。検査コーナーでは当院の臨床検査技師11名とメーカーさんや金谷地区の保健委員の皆様に協力していただき、延べ約480人の入場者にヘモグロビン値測定、血糖値測定、血圧・脈波比による動脈硬化測定と、今回は新たに頸動脈エコー検査を加えて、スクリーニング検査を紹介してきました。
検査を体験された多くの方は問題ないデータでしたが、中には自覚症状がない高血糖の方や血圧・脈波比検査で足の血管が固いと疑われる方、頸動脈エコー検査では総頸動脈全体に肥厚を認める方や洞に厚さ2㎜のプラークを認める方もみえ、静かに忍び寄る病気の一端をみました。
検査の紹介を兼ねて、市民病院の検査技師という立場で地域の皆さんと交流を図ることも目的の一つだったのですが、皆さんとお話をさせていただくなかで、数名の方から「市民病院は紹介状がないと診てくれないでしょ!」と言われ、一部の診療科の患者制限が病院全体の患者制限と誤解されているように感じました。「そんなことないよ、制限しているのは医師数が少なくなった一部の科のみで、他の科では制限がないから、何か辛いところがあったら無理しないで来てくださいね。」と誤解を解くのに精一杯なコミュニケーションの場となってしまいました。今後は診療情報をお伝えする場合はもっとわかりやすく広報が必要と感じて帰ってきました。

検査コーナーの風景


(平成25116日 臨床検査室 曽根利久 記)

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