2019年10月8日火曜日

第5回市民ふれあい講座 「明日からできる傷の手当て~みんなの皮膚を守ろう~」を 開催しました。

外来の診察待ちをされている患者さんを対象に、市民病院スタッフが医療関連情報を提供する「市民ふれあい講座」の第6回目を10月8日に開催しました。


今回のテーマは、「明日からできる傷の手当て~みんなの皮膚を守ろう~」です。講師は皮膚排泄ケア認定看護師の山本主任看護師が務めました。


日常生活中の転倒、柱やテーブルにぶつけたなど、傷が出来て皮膚が裂けると、とても痛いですよね。皮膚が裂けやすい部位・年齢・性別をみると、

1位:右腕、2位左腕、3位右足、4位左足
年齢:80歳前後
性別:男性62.2%、女性37.8%

高齢になると皮膚が弱くなるとのこと、しかし、女性は、男性に比べて明らかに皮膚が裂けにくいようです。これは、女性の方がスキンケアをしているからと講師からの解説がありました。また、傷をわるくする要因は、以下のとおりです。
1.感染
2.異物や死んだ組織がある
3.血の流れがわるい
4.乾燥
5.むくみやはれ
6.極端な圧迫や摩擦
7.酸素の低下
8.固まった血が分解できない
9.消毒薬

それでは、傷が発生したときにどう対処したら良いでしょうか。


汚染がひどい時は、更に石鹸で洗い流します。


そして、最後に日頃のスキンケアの大切さの話がありました。



「市民ふれあい講座」は7月から毎月2回、火曜日に開催しています。
次回は10月15日(火)10時頃から「防ごうインフルエンザ」を開催します。来院された際は、ぜひお立ち寄りください!

今後のスケジュールはこちらをご覧ください。

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