平成29年10月25日に当院健診センターの3階で第1回しまだがん患者サロンを開催しました。「がんサロン」とは、がん患者さんとご家族が集まり、交流や情報交換をする場のことです。
当日は、6名の患者さんとご家族が参加してくださり、静岡県対がん協会の方が2名と、ピアサポーターさんが3名のご協力をいただきました。
ピアサポーターとは、ご自身ががんという病気を体験した人・その家族がピア(仲間)として「体験を共有し、ともに考える」事で、がん患者やその家族などを支援していく人のことです。
丁度時期がハロウィンでしたので、ハロウィングッズで受け付けを飾り、お迎えしました。お菓子と、お茶をご用意してお茶を飲みながら、静かな音楽の流れる、ゆったりとした雰囲気ではじまりました。
まず、静岡対がん協会から、「がんサロン」についての説明とピアサポーターさんの紹介がありました。
ピアサポーターさんを含め、がん患者さんご家族にそれぞれ自己紹介/これまでの経過や今考えていることや思っていることをお話いただきました。
その後、臨床心理士の先生から、簡単なリラックス方法を教えていただき、疲れたからだと気持ちをほぐしていただきました。
終了後のアンケートから、「悩んでいるのが自分だけではないことが分った」「気持ちを話す事ができた」「悩みを解決するヒントを得た」の感想が多かったです。
今回は、当院のがん患者さんとご家族を対象にさせていただきましたが、今後は他病院の方も対象にして行く予定です。
次回開催時期は、未定ですが又ホームページや院内掲示でお知らせいたします。
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