12月から1月にかけて実施した市民ふれあい講座の様子を紹介します。
第13回市民ふれあい講座
12月16日開催
講師 慢性心不全認定看護師 河守悦子さん
演題 「高血圧について」
高血圧は日本人の約3人に1人が該当するといわれており、診断の基準、合併症や生活習慣改善のポイントが紹介されました。合併症である心筋梗塞や脳卒中を予防するためには高血圧の治療が必要で、治療の目安として140mmHg未満が目標となることや、高血圧と診断された方は食事の減塩、節酒、禁煙、肥満是正の取組が必要で、特に食塩は血液量を増加させて血圧を上げ、心臓に負担を与えるので減塩することが重要と説明がありました。
第14回市民ふれあい講座
1月13日開催
講師 がん化学療法看護認定看護師 大石麻理子さん
演題 「がんと抗がん剤」
当院の多くの診療科で行われている抗がん剤によるがん治療について、治療法、副作用、患者さんから寄せられる質問への回答などが紹介されました。治療は、点滴、注射、内服のいずれか又は組合せで行われ、個人差があるが嘔気や抜け毛などの副作用があることなどが解説されました。また、治療に伴う経済的不安については当院の医療相談員(ソーシャルワーカー)に相談してほしいことや、診断や治療内容について他病院の医師の意見を聞いてみたい場合には、主治医に遠慮なく申し出てほしいと説明がありました。
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