2018年3月27日火曜日

第18回市民ふれあい講座を開催しました。

外来の診察待ちをされている患者さんを対象に、市民病院スタッフが医療関連情報を提供する「市民ふれあい講座」の第18回目を3月26日に開催しました。

今回のテーマは「モルヒネ(医療用麻薬)は怖くない!!~医療用麻薬をうまく使うために~」です。講師はがん性疼痛看護認定看護師の羽下看護師が務めました。
医療用麻薬は主にがんの痛みの治療に使用されています。がんの症状の早い時期から痛みを感じる方もいる為、痛みを軽くしてより良い生活ができる「苦痛緩和」がすすめられているそうです。「モルヒネを使うと命が縮む?死期が近い?」と思われがちですが、そのような事はない為、飲み薬、座薬、注射等の種類の中から、医師や看護師と相談しながら自分にあった薬を使用すると良いそうです。「痛み止めはあまり飲まない方がいいので我慢した方がいいのではないか?」と思われがちですが、体の痛みのせいで不安になり気がめいってしまい心の痛みが出てきてしまう事もある為、我慢せずに薬を使用し自分らしい生活を送るのが大切なのだそうです。
「市民ふれあい講座」は7月から毎月2回、火曜日に開催しています。
次回は7月に開催予定です。日程が決定次第お知らせします。

来院された際は、ぜひお立ち寄りください!




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