2015年2月9日月曜日

映画「エンディングノート」上映会が開催されました

平成27年2月8日(日)「プラザおおるり」において島田市主催の映画「エンディングノート」上映会が開催されました。この映画は、がんの告知を受けた男性が死を迎えるまでを娘が撮り続けたドキュメンタリーです。朝から冷たい雨が降るあいにくの天気でしたが、開場時間の午後1時前には多くの人が列をつくり5分ほど早く開場しました。開場時間の午後1時30分には満席となり、「終活」の関心の高さに驚かされました。
上映に先立って染谷 島田市長、島田市医師会長の藤本先生のごあいさつがありました。次に島田市の高齢化の現状や島田市の在宅医療の推進を検討している「島田市在宅医療推進協議会」のメンバーが紹介されました。
さらにその次には、その協議会のメンバーによる寸劇「笑顔でありがとうと言える最期を迎えるために」が上演されました。当院からは服部事業管理者、神尾看護部長、大石看護師長が出演し、映画に負けない名演技を披露しました。

この上映会と同時に、展示ホールでは市内の医療や介護の関係機関が在宅医療推進に関連した取組や現状を紹介する展示が行われました。
展示ブースを出展したのは、島田市医師会、島田市歯科医師会、島田薬剤師会、市内訪問看護ステーション、地域医療を支援する会、島田市消防本部警防課、島田市長寿介護課、島田市健康づくり課、そして当院です。
当院は、栄養指導室による自宅でも購入可能な高カロリー食や栄養補助食品、とろみ剤などの紹介とサンプル品の展示を行いました。
最近では各メーカーも消費者の意見を多く取り入れ、数多くの食品を開発、販売しています。珍しい食品を前に、熱心に説明を受ける来場者も多く見られました。上映会終了後には多くの方が展示ブースを訪れ、まるでバーゲンセールのような状況でたくさん用意をしたサンプル品は瞬く間になくなりました。

島田市・島田市在宅医療推進協議会では、これからも在宅医療推進に向けて、「リビングウィル」の普及・啓発や訪問看護の充実などを行っていく予定です。当院も患者さんがスムーズに在宅医療へ移れるように関係機関との連携を強化していきます。

当院の展示ブース

珍しい食品に熱心に説明を聞く来場者の方たち

寸劇の様子


在宅医療推進協議会委員のみなさん


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