2016年3月15日火曜日

第20回市民ふれあい講座を開催しました。

外来の診察待ちをされている患者さんを対象に、市民病院スタッフが医療関連情報を提供する「市民ふれあい講座」の第20回が開催されました。

今回のテーマは、「足を大切に」。講師は当院の皮膚排泄ケア認定看護師の八木さんが務めました。

「皆さんは、足を大切にしていますか?」との問いかけから講座はスタートしました。

社会生活を送るうえでとても大切な「足」。「足」があってこそ生きる活力や生甲斐を見出す事ができていると講師は続けました。

言われてみれば、日頃とてもお世話になっている「足」ですが、普段それほど気にしていないのかもしれません。会場の皆さんも大きく頷いていました。

足のケア(フットケア)をすることで、介護予防、寝たきり予防、冷え性改善など、色々とメリットがあるとのこと。

そして、その中でも足の爪のケアを行うことが、基本。なんと、高齢者の転倒原因の一番が足の爪にあるという統計データも出ているそうです。

講演では、爪のケアの仕方として、「巻き爪」「深爪」などにならない上手な切り方の説明がありました。

見えないところで、頑張ってくれている「足の爪」。ついつい疎かにしてしまいがちですが、適切なケアをすることで、いつまでも元気に体を支えてくれるに違いありません。

何事も足元からとはよく言いますが、縁の下の力持ちである「足」を、感謝の気持ちでケアしてあげましよう。

今年度(平成27年度)の「市民ふれあい講座」は、今回が最後になります。
新年度(平成28年度)の開催スケジュールは、準備が整ったところでご案内しますので、楽しみにお待ちください。








0 件のコメント:

コメントを投稿