2017年6月13日火曜日

災害医療研修会を開催しました。

6月12日(月)、当院にて災害医療研修会を行いました。この研修会は、当院で毎年11月頃に行っている防災訓練である「大規模災害対応訓練」を一過性の訓練でなく身のあるものにするため、5月から月1回程度のペースで開催しているものです。

今回の研修は一次トリアージ 「START 法」でした。トリアージとは、人的・物的資源が限られた状況で最大多数の傷病者に最善の医療を施すため、治療の優先度を決めることです。「START 法」は災害現場で時間が限られた中で行う傷病者のふるい分けで一次トリアージと呼ばれたおり、時間的に余裕があって患者を細かく観察できる二次トリアージと違い、1人30秒程度の短い時間で、誰がみてもほぼ同じ判断で患者を振り分けする方法です。

研修は、当院救急科主任部長の松岡医師の指導の下、トリアージタグの書き方の演習、「START 法」の実習などを行いました。研修に参加された職員は、研修が終わる頃には全員が自信を持って模擬患者のトリアージを行っていました。








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