平成26年7月11日(金)13:40~14:30附属中学校体育館にて、3年生の1クラスを対象にした授業に、DMAT隊員である松岡医師がゲストティチャーとして招かれました。
授業内容は「命の重さに違いはあるの~医療トリアージ~」というテーマで、対立と合意、効率と公正という概念的な枠組みを理解することを目的に構成され、今回の授業で4元目でした。生徒同士で医療トリアージを実践し、現在の医療トリアージのルールの妥当性を検討し活発な意見交換で、「足と手の骨折で重症度がかわるのは不公平だ」「高齢者と若い人であれば若い人を優先すべきだ」など見直しが必要との意見も多く、妥当であるという意見は少ない状況でありました。また見直し派からの代替案に対し議論が交わされました。
最後に、DMAT隊員の松岡Drから今回の授業を振り返り、平常時と災害時の違い、災害医療の概念等、医療トリアージの必要性を伝え授業を終えました。
今回の授業に参加して、当院で毎年実施しているトリアージ訓練に参加してもらいたいと感じました。グループワーク |
個別検討時間 |
DMAT隊員による授業の振り返り |
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