12月26日(火)に近隣高校から8名の学生を迎えて「平成29年度高校生1日ナース体験」を開催しました。
一段と進む高齢社会の中で医療従事者として看護師の果たす役割・使命はますます重要になっており、高等学校生徒に病院での看護実務を体験してもらうことによって、思いやりなど看護することの理解と関心を深めるとともに看護職への志望を啓発することを目的としています。
「平成29年度高校生1日ナース体験」の日程は、はじめに大石看護部長から「看護の仕事」について紹介があり、続いて2つのグループに分かれた院内施設(手術室・救急外来)見学と2人グループの少人数での看護体験を行いました。
施設見学では、先ほど看護部長から年間4,000件を超える救急搬送があると説明があったとおり、見学中にも2人の急患が、救急車で搬送されてきました。スタッフは、テキパキといつものように冷静に対応していましたが、学生さん達は、緊張した眼差しで、その様子を見学していました。
看護体験は、患者さんの協力を得て足浴・車椅子散歩などを行いました。学生さんは最初は慣れない様子でしたが、患者さんから「ありがとう」の言葉をかけられると、徐々に肩の力が抜け笑顔で対応していました。こうした患者さんとのふれあいを通じて、少しの時間ですが看護の一端に触れることができたのではないでしょうか。
当院では、例年8月と12月に「高校生1日ナース体験」を開催し、看護師を志望する高校生の後押しになれればと考えています。申し込みは、学校を通じて行っていますので、よろしくお願いします。
仕事中のナースさん は、「基本=何処にも動く ので パンツスーツ」です。
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