2016年7月19日火曜日

第2回市民ふれあい講座を開催しました。

外来の診察待ちをされている患者さんを対象に、市民病院スタッフが医療関連情報を提供する「市民ふれあい講座」の第2回が開催されました。

今回のテーマは、「ころばん塾~転倒予防のすすめ」。講師は、医療安全管理室の大塚清美看護師長と、脳卒中リハビリテーション看護認定看護師の薮崎優子主任看護師が務めました。

「ころばん塾」は、出前講座などで、大変ご好評をいただいている演題で、日常生活の中に『ちょっとしたトレーニング(ちょいトレ)』を取り入れることにより、高齢者など筋力が低下している方の転びにくいからだづくりを目的にした講座です。

冒頭で進行役の藪崎さんから、転倒しやすい場所をチェックする合言葉「ぬ・か・づけ」が紹介されました。
「ぬ」は、ぬれているところは、すべりやすい。
「か」は、階段などの段差があるところは、転びやすい。
「づけ」は、片付けてない部屋は、つまずきやすい。
そして、「この様な場所に来たときには、転ばないように注意しましょう。」と呼び掛けました。

講演の中ほどからは、転倒しにくい体を作るための簡単な体操(ちょいトレ)を会場の皆さんと一緒に実演しました。
高齢者役を演じた大塚看護師長は、「普段本当に看護師長なの?」と疑いたくなるほどの役者ぶりで、数々の熱演に引き込まれた会場の皆さんが、自然に体を動かしていたのが印象的でした。

最後に、「少しの時間で簡単にできる体操です。今日の分はもう終わったので、明日からはじめてみましょう。」と呼び掛け、熱気冷めやらぬ間に講座は終了しました。

「市民ふれあい講座」は、原則として毎月2回、第2・第3火曜日に開催します。
次回は、8月9日(火)の午前10時頃からの開催となります。ご来院の際には、ぜひご参加ください。

※今後のスケジュールはこちらをご覧ください。














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