2016年7月1日金曜日

熱中症対策講座が開催されました。

平成28年6月30日(木)に、保健福祉センターはなみずきにおいて、島田市健康づくり課主催の「熱中症対策講座」が開催され、当院の松岡良太主任部長(救急科)が講師を務めました。

近年熱中症による救急搬送が急増していますが、その要因のひとつとして地球温暖化による気温の上昇が指摘されています。
この傾向はヒートアイランド現象が起こりやすい都市部において顕著であり、東京の平均気温は100年前より3℃以上も上昇しているというデータがあるそうです。現代はかつてないほど熱中症リスクが高まっていると言えそうです。

講演では熱中症が発生しやすい時期や場所、発症する方の年代ごとに異なる傾向などが数多くの事例や統計データによって示されました。また熱中症の分類や治療法、そして何より今回のメインテーマである熱中症の予防策について、具体的な対処の仕方が紹介されました。

非常にわかりやすく実践的な内容で、松岡主任部長の豊富な知識・経験に基づく説得力のある講義に、聴講されている皆さんが引き込まれていく様子が印象的でした。

会場には、スポーツ団体の指導者や小中学校、幼稚園の教諭、保育士、高齢者施設の関係者など多くの地域住民の皆様が参会し、熱中症に対する関心の高さが窺われました。

この講座は7月19日(火)にも同じ時間で開催されます。お申込み・お問合せは、健康づくり課(電話:0547-34-3281)まで。






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