当院の松岡医師(救急科主任部長、災害医療コーディネーター)が講師となり、参加した医師会、歯科医師会、薬剤師会の方々や市職員約100人を対象に、救護所および救護従事者の役割について、講義と図上訓練をおこないました。
地震等の災害時には、救護所で近隣からの傷病者を受け入れ、重症患者を救護病院に送る役割を担っています。一般的には救護病院で診れない患者を災害拠点病院が受け入れ、更にはSCU(広域搬送拠点:静岡空港など)を経由して被災地の外に搬送する流れとなります。
島田市には救護病院がないため、当院が救護病院と災害拠点病院を兼ねています。当院が災害拠点病院として機能するために、救護所の役割が重要であることを参加者に呼びかけました。
災害時、島田市内に最大6箇所の救護所が立ち上がります。図上訓練では参加者が担当の救護所ごとグループに分かれ、救護所となる施設の図面をもとに、立ち上げから患者の受け入れまでの一連の流れを確認しながら、救護所運営に必要なこと、やるべきことなどを検討しました。
当院の職員8名も進行補助役として参加し、活発な議論を支えました。
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