2016年7月12日火曜日

平成28年度災害医療救護従事者研修会が開かれました。

島田市医師会と島田市健康づくり課主催による災害医療救護従事者研修会が、7月7日(木)に保健福祉センターで開催されました。

当院の松岡医師(救急科主任部長、災害医療コーディネーター)が講師となり、参加した医師会、歯科医師会、薬剤師会の方々や市職員約100人を対象に、救護所および救護従事者の役割について、講義と図上訓練をおこないました。

地震等の災害時には、救護所で近隣からの傷病者を受け入れ、重症患者を救護病院に送る役割を担っています。一般的には救護病院で診れない患者を災害拠点病院が受け入れ、更にはSCU(広域搬送拠点:静岡空港など)を経由して被災地の外に搬送する流れとなります。

島田市には救護病院がないため、当院が救護病院と災害拠点病院を兼ねています。当院が災害拠点病院として機能するために、救護所の役割が重要であることを参加者に呼びかけました。

災害時、島田市内に最大6箇所の救護所が立ち上がります。図上訓練では参加者が担当の救護所ごとグループに分かれ、救護所となる施設の図面をもとに、立ち上げから患者の受け入れまでの一連の流れを確認しながら、救護所運営に必要なこと、やるべきことなどを検討しました。

当院の職員8名も進行補助役として参加し、活発な議論を支えました。






0 件のコメント:

コメントを投稿