外来の診察待ちをされている患者さんを対象に、市民病院スタッフが医療関連情報を提供する「市民ふれあい講座」の第15回が開催されました。
今回のテーマは、「がん治療~抗がん剤に焦点をあてて~」。講師は当院のがん化学療法看護認定看護師の大石主任、サブとして、同じくがん化学療法看護認定看護師の和田主任が務めました。
1981年以降日本人の死因第1位である「がん」は、今や国民の2人に1人が罹患するといわれており、そのうち4人に1人は、20代~50代の働き盛りであるとのことです。
そのような状況の中、家族や知り合いなどの身近な方など、がんに罹り治療を続けていると言った話は、よく耳にされるかと思います。
がん治療の1つに抗がん剤治療があります。抗がん剤と聞くと以前は入院して点滴、副作用が辛いといったイメージがありましたが、治療方法が確立され、副作用である吐き気止めの進歩などから、通院での治療もできるようになってきているようです。
講座では、患者さんやご家族の方から寄せられた、がんにまつわる様々な質問とその答えを紹介する「Q&A」形式の講義が行われました。(下にスライド写真を掲載しています。)
当院は、今回講師を務めたがん化学療法看護認定看護師をはじめ、緩和ケア認定看護師、医師、薬剤師、心理士、栄養士、ソーシャルワーカーが総力を結集して、がん治療をサポートしています。がんになるととても不安になりますが、一人で悩まず、当院の医療スタッフに相談してください。
「市民ふれあい講座」は、毎月2回、火曜日に開催します。
次回は、2月21日(火)の午前10時頃からの開催となります。ご来院の際には、ぜひご参加ください。
今後のスケジュールはこちらをご覧ください。
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